ネコが大好き! キャットタイムのお話
シルバーリーフが美しく、花壇の縁どりや寄せ植えに重宝するキャットタイム。
そろそろ挿木の時期になり、親株を見に行くと・・がーん。
今年もやられていまし た。挿木に最適な比較的若い元気な枝の先端が、ことごとく無くなっています。
農園の飼い猫、「ミーコ」の仕業です。
以前、この植物に「ワサビの 木」というラベルが付けられて売られているのを見たことがあります。
なるほど、ピリッと辛くて刺激的です。「なんでこんなものをネコが?」と、思 うのですが、
挿木をしていると「にゃー。私のをとった。」とばかりに、すぐ寄ってきます。
いったいどんな成分がこの子を引きつけるのか、さっぱり分 かりません。
お客さまからも、「全部食べられて枯れちゃった。」と、よく伺います。
日本に流通しているキャットタイム(学名テウクリウム マ ヌム)には
いくつかの種類がある様ですが、当園ではもともと2種類のキャットタイムを育てていました。
葉の表裏ともに シルバーグレーの丸葉で立性の比較的一般的なものと、
表だけが濃いグリーンがかったシルバーでやや尖った葉のお椀をふせたような、
半球状に生育す るコンパクトな種類です。
後者は暑さ寒さに強く断然育てやすいので、今ではこの種類だけを育てています。
ちなみに猫を惹きつける代表的な植物にはマタタビ、キャトニップ等が挙げ られますが、
当園の「ミーコ」は無関心。変な猫です。ネコによって好みがいろいろなんですね~。
↓そしてこちらはキャットタイムの花。かわいらしい小さな花がたくさんつきますよ♪
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